割とよく、憂鬱な気分になる。
だいたい1〜2週間に一度は
「やりたいこともないし、もう人生終わってもいいや」
と考えている。
ここ最近も、そんな感じだった。
朝起きるのもだるい。
昼間もだるい。
夜もだるいので早く寝たい。
さらに軽い頭痛もずっと続いており、憂鬱に一層拍車をかけた。
しかし、そんな憂鬱も永遠に続くわけではない。
私の場合は、何日間か絶望的な気分になった後、ちょっとしたことがきっかけで治ってしまう。
たとえば、部屋の掃除をしたとか、半日かけて料理をしたとか、ブログを書いたとか、そんなことで。
今回もそうだった。
その日は、あまりにだるくて昼寝をした。
それから、ブログに自分のありのままの気持ちを書いた。
翌日、猫のおやつを買いに行って、帰りに自販機でジュースを買って飲んだ。
帰宅して買ってきた猫のおやつを片付けた頃には、憂鬱な気分はほとんどなくなっていた。
そして、今これを書いている時点で、私は憂鬱ではない。
特に元気でもないが、もともとテンション低めなので、これが通常運転なのだ。
憂鬱な気分に浸るのは、ある意味気持ちがいい。
現実を直視しないで済むし、悲劇の主人公になったように錯覚する。
しかし、気分に引きずられすぎると世界が狭くなる。
自分が感じることだけがすべてだと思い込み、どんどん狭い場所に閉じ込められる。
その先に待っているのは、決して明るいものではないだろう。
だから、自分の気分というものをあまり信用しない方がいい。
気分なんて、一時のもの。
次の瞬間には変わっているかもしれないものに、引きずられてはいけないのだ。