鏡を見ていると、時々自分がすごく古臭い人間のように感じることがある。
それで、なぜなのか考えてみた。
最初は、流行りの服を着ていない、つまり服が古いからなのかと思ったが…
何か違う。
そうだ。
古いのは服じゃない。
私自身だ。
考えてみれば、当たり前のことだ。
私は先月、46歳になった。
立派な中年、正真正銘のおばさんなのだ。
もはや若くはなく、世の中の中心となり、流行を作っていく世代ではない。
そんなことにも気づかずに、気持ちだけは若いままで生きてきた。
いつの間にか、時代に取り残されていたのだ。
そう。
古いのは、私自身なのだ。
そしてこれから、もっともっと古くなっていく。
はたして耐えられるだろうか…