昨日(6月22日)、私が住む地域が梅雨入りした。
例年よりもかなり遅いらしい。
それと同時に、本格的な蒸し暑さも押し寄せてきた。
以前書いたように、私は夏の蒸し暑さが苦手だ。
今日は朝から暑いし湿度も高くて、早くも不快指数がMAXになってくる。
こんなときに食べたいのは…
冷たくて水分たっぷりの、旬のフルーツだ!
そう思い込んだら、もういけない。
何としてもフルーツを食べなければ、気が済まなくなるのだ。
勢い込んで、近所のスーパーへ出向く。
道すがら考えた。
旬のフルーツって何だろう?
ビワは…好きだけどちょい高いかも。
シャインマスカットとか食べたいな。
桃でもいいな。当たり外れが大きいけど。
一番好きなのは梨だけど、まだ早いよね。
そういえばライチとか、最近見ないよね…(久しぶりに食べたい)
などと思っていたら、あっという間にスーパーに着いた。
店に入ってすぐの場所に、果物売り場がある。
ざっと見回したけど…
「…高い」
そう、フルーツはお値段がいい、つまり高価なのだ。
それに、時期的なものなのか。
特売になっているような「今が旬!」みたいなフルーツがない。
「うーん、どうしよう」
りんごやみかん、バナナなどはいろいろあった。
しかし、私が食べたいのは「旬のフルーツ」である。
ビワは小さくてイマイチなのに高くて、買う気にならなかった。
ぶどうはデラウェアが旬っぽかったけど、あまりピンとこない。
スイカはもっと暑くなってからがいい。
メロンとかマンゴーは、高すぎて論外。
いろいろ迷った結果、私は桃を2つ買った。
やや小ぶりの、県内産の桃である。
桃は見た目での判断がむずかしいので、ある意味バクチだ。
甘い桃でありますように、と祈りながらレジで支払いを済ませた。
帰宅して、早速賞味した。
口に含むと、桃らしい甘く芳しい香りがする。
味はほんのり甘く、みずみずしい。
たっぷりの水分が乾いた体を潤してくれるようだ…
と、気取って書いてみたが、要はおいしかったのだ。
本当に、とてもおいしかった。
今日は自分の本能に従って、食べたいものを食べた。
ここで妥協して、アイスクリームとかプリンとかを食べても、ここまで満足できなかっただろう。
やはり、体が欲しているものを食べるのが一番いい。
余談だが、私はドライフルーツが苦手だ。
また、フルーツの中でも水分が多いもの(梨・桃・みかんなど)が好きである。
逆に水分が少ないバナナはそこまで好きではないし、いちじくに至っては大嫌いで食べられない。
ひょっとするとこれは、体が水分を欲しているってことなのかも。
そういえば乾燥肌だしなぁ…
というわけで、体の声を聞くべきなのだ。